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エラーコード900、901、903|エコジョーズによくある強風による不具合

急にお湯が出なくなると、一気に生活の質が下がり、困ってしまうもの。
もしあなたのご家庭がエコジョーズを使っていて急にお湯が出なくなったら、強風による不具合を疑ってみてください。

特にエラーコード900、901、903の3つは、天候不良でよく出てくるエラーです。
このエラーが起きるのは何が原因なのか、どうすれば給湯器が元通り使えるようになるのかなどをまとめて紹介します。
自分や家族の快適な生活を守るためにも、ぜひ覚えておきましょう。

目次

1.強風のときにリモコンにエラー900、901、903が出た! どうして?

強風などの天候不良のときに、900、901、903いずれかのエラーコードが出たときのために、900、901、903がどんなエラー内容なのか、天候不良のときにどうしてエラーが出てしまうのか、エコジョーズで故障しやすい部分はどこかについて解説します。

エラーの理由や壊れやすい部分を知っておけば、対処法もある程度絞り込めるので、いざ給湯器が止まってしまったときにも安心です。
修理業者に慌てて電話をする前に、自分で対処できる可能性はないか、知識を身につけておきましょう。

(1)エラーコード900、901、903はどんなエラー?

エラーコード900、901、903は、エコジョーズでよく起こるエラーです。エラーコード別の停止理由は下記のとおりです。

900:給排気閉塞異常・給気汚染・燃焼ファン閉塞検出

901:給湯の給排気閉塞異常・給湯燃焼異常・給湯機能停止

903:暖房燃焼異常、暖房機能停止

すべてに共通しているのは、「閉塞」と「燃焼異常」です。
風の通り道が強風で塞がれ、通常通りに給排気ができない、あるいは給排気口が塞がれていて燃焼異常が起きていると判断されている可能性があります。

エコジョーズはお湯を出すために一度温めた際に発生した熱を再活用して、お湯を作れるという給湯器で、中に熱がこもった状態になりやすいという特徴があります。
ガスの使用量を減らし、二酸化炭素の排出量も下げられ、エコに使えるというメリットはありますが、強風などで、内部にこもった熱の排気がうまくいかないと不具合が起こりやすいというデメリットもあります。

強風以外にも、大雨などの天候不良でも似たような吸排気不良の不具合が出やすいため、ほかの給湯器に比べて、エラーが出たときには原因を特定しやすいかもしれません。

(2)エコジョーズで故障しやすい部分

そんな特徴的な構造をしているエコジョーズで故障しやすいのは、「ドレン排管」と「中和器」という部分です。

エコジョーズは排気熱を利用してお湯を効率よく沸かす構造を持っていて、その排気熱は水をお湯にする過程で冷やされるため結露が発生します。
この結露でできた水をまとめて流す役割をもっているのが、ドレン排管です。
ドレン排管がないと、まわりが水びたしになってしまうため、排管を用意して水を流す構造になっています。

中和器は、そのドレン排水を中和する炭酸カルシウムをためておく部品です。
先程のドレン排管を通る水は、燃焼ガスに含まれる二酸化炭素や硫黄酸化物などが溶け込み酸性の性質を持っているため、そのまま流せません。
それを中和して、流せる状態にするためにつけられています。

中和器の中にある炭酸カルシウムは、中和のたびに減っていってしまうため、何もなくとも10年に1回は中和器交換が必要となっています。

2.エラーコード900、901、903が出た場合の対処法

では、実際に900、901、903のエラーコードが出てしまったとき、どのように対応すればいいのでしょうか。
4つの方法を紹介します。

(1)排気口まわりのチェック

まずは、本当に天候不良でのエラーなのか、給湯器のあるところに行き、障害物がある・給排気口に物が詰まっているという状態が見受けられないかを確認してみてください。
強風でビニール袋などが飛んできて給排気口を塞いでいる、物が詰まっている、あるいはホコリや落ち葉、蜘蛛の巣ができているなど、いつの間にか汚れが溜まって給排気口を塞いでいる可能性もあるためです。

いたずらなどで給排気口に物が詰められてしまうケースもありますので、「このあいだ見たときには何ともなかったから見に行かなくても大丈夫だろう」と思わず、一度実際に見に行くことが重要です。

また、直接排気口が塞がれていなくても給湯器の付近に障害物があると、給気と排気がうまく行われず、エラーが発生することもあります。
一軒家などの場合、ほかの部分の修復工事などを行っていて、給湯器の近くに障害物があるという状況も考えられます。
自宅の工事をする際には、給湯器付近に障害物になりそうなものを置かないようにお願いするなど、トラブルを未然に防ぎましょう。

(2)天候が回復するまで待つ

排気口周りが問題なく、天候不良のみが原因と考えられるようであれば、天候が回復するまで待ちましょう。
強風や大雨などが少し収まれば、給湯器が復活すると考えられるためです。

(3)エラーコードのリセット

天候がある程度回復したら、エラーコードのリセットを行いましょう。
天候不良によるエラーは、リセットすれば解消する場合がほとんどです。やり方は以下のとおりです。

まずは給湯器の使用をやめて、リモコンの電源を切ります。
その後、リモコンの電源を入れたときに、エラーコードが画面から消えていたらリセットの完了です。
リセット後にエラーコードが出たときにやっていた使用方法を再現してみて、問題なく使えればトラブル解消です。

この手順でエラーコードが消えた場合は、一時的な不具合と考えられます。
エラーが頻繁に出るわけでなければ、そのまま使い続けて問題ないでしょう。
ただ、この手順を行った後に再度エラーコードが出てきた場合は、天候もしくはそれ以外の問題、あるいは給湯器自体の故障が考えられます。修理業者に連絡しましょう。

(4)業者に点検を依頼

(1)~(3)までの対処をしても改善が見られない場合は、業者に点検を依頼しましょう。
その前に家のすべてでお湯が出ないのか、それとも一部だけなのかなども確認しておいてください。
一部だけお湯が出ない場合は給湯器が原因でない可能性が高いです。

ここでポイントになるのが、来てもらう前に情報をしっかり修理業者に伝えておくことです。
今の給湯器をいつから何年くらい使っているのか、これまでに似たような不具合が起きた時期があればそれはいつか、不具合が繰り返す場合はその頻度、普段のお湯の使用量(家族の人数)、エラーコードが出る前に行っていたことなどをまとめて伝えるようにすると、修理業者も状況把握がしやすくなります。
また、(1)~(3)までの確認を自ら行ったということをあわせて伝えておきましょう。

修理が必要なのか、交換のほうがいいのかは使用年数や不具合の状況などによっても変わります。
修理業者の人に適切な判断をしてもらうためにも、必要な情報をすぐ伝えられるように準備しておきましょう。

修理業者に必要な情報を伝えていないと、「修理をしたけれど、ほかの部分がまた故障してしまい結果交換をした方がよかった」など、長期的に見てコストパフォーマンスが悪い状況になることも。
今回の不具合以外でも、日ごろ使っていて気になっていることがあれば、一緒に伝える方がいいでしょう。

3.まとめ

ガス給湯器の「エコジョーズ」をお使いの方に向けて、お湯が出なくなったときはどんな可能性が考えられるのかを紹介しました。

特に900、901、903のエラーコードが出た場合の対処方法、強風などの天候不良で不具合が起こりやすいという特徴を理解しておくと、落ち着いて対処ができます。

確かめる手順を知っておき、いざ不具合が起きたときはご紹介した手順で状況確認をして、なるべく早く給湯器を復活させて快適な生活を取り戻しましょう。

著者:安田欣爾プロフィール
安田欣爾

給湯器の交換やリフォーム工事を得意とする逗子で70年以上続く工務店の三代目大工。
19歳で大工になり、24歳の時に2級建築士の資格を取得。住まいに関わる仕事を通じて、毎日が安心・安全に暮らせるようお客様のお困りごとをいち早く解決したいという思いで給湯器交換に必要なガスにかかわる様々な資格を取得。
「給湯器交換、リフォーム工事を通じて笑顔で喜んでいただく!」をモットーとし、神奈川、東京、埼玉、千葉の工事を手掛けている。

保有資格
  • 2級建築士
  • 簡易内管施工士
  • ガス消費機器設置工事監督者
  • 応急危険度判定士
  • ガス機器設置スペシャリスト
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