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急な暑さでお湯が出ない?給湯器の「燃焼ランプがついたり消えたり」の原因と対処法

夏は気温の急上昇によって、給湯器への負担が高まる時季です。
「暑い日に限ってお湯が出なくなる」「燃焼ランプがついたり消えたりして不安定」といった不具合が起こりやすくなります。

この記事を読むと、給湯器の燃焼ランプの異常点灯の原因や夏に向けたメンテナンス方法、実際に不具合が起きた際の対処方法がわかります。

目次

1.夏の暑さと給湯器トラブルの関係

夏になると、給湯器が不具合を起こす可能性が高まります。
その原因について解説していきます。

(1)暑さによる給湯器の故障

外気温が上昇すると給湯器の内部が放熱不良となり、湯温調整バルブやセンサー類への負担が大きくなります。
給湯器は、冬場に調子が悪くなることが多いのですが、夏場も猛暑日が続くようだと故障のリスクが高くなるのです。
特に、マンションのベランダに設置されいる給湯器だと直射日光を受けやすいですし、カバー付きの給湯器は熱がこもりやすいので注意が必要です。

(2)経年劣化で夏に故障しやすくなる理由

給湯器の耐用年数は一般的に10年から15年です。
給湯器を設置してから10年以上過ぎている場合、各部品が経年劣化している上に夏の暑さも負担になるため故障しやすくなります。
耐用年数を過ぎている場合は、本格的な夏を迎える前に点検や交換を検討する必要があるでしょう。

2.不具合別チェック|燃焼ランプの様子とエラーコード

夏の暑さによって給湯器が不具合を起こすと、「燃焼ランプ」がついたり消えたりといった現象が起こります。
通常、給湯器の燃焼ランプは常に点灯していますが、点滅している場合やすぐに消える場合、まったく点灯しない場合では不具合の箇所が異なります。
ここからは、燃焼ランプが示す不具合箇所について解説していきます。

(1)ランプが点滅している|点火エラーの可能性

燃焼ランプが点滅しているのであれば、給湯器の点火エラーの可能性が高いです。
猛暑によって給湯器内部が高温になると安全装置が作動し、自動的に燃焼が停止されます。
ガスが正常に供給されていない場合も、燃焼不良を起こして燃焼ランプが点滅します。

経年劣化によって点火装置やセンサーが不具合を起こし、点火エラーを起こしているケースもありますので、リモコンに表示されるエラーコードを確認する必要もあります。

(2)ランプがすぐに消える|ガス・電気の供給に問題がある可能性

燃焼ランプがすぐに消える場合は、ガスまたは電気の供給が不安定になっている可能性があります。
ガスであればガス栓がしっかり開いているのか、またはガスメーターが正常に作動しているのかの確認が必要になります。
給湯器のリモコンが電池式であれば、電池を交換してみてください。

(3)ランプがまったくつかない|部品の故障の可能性

燃焼ランプがまったくつかない場合、まずはガス栓や給水栓が閉まっていないか、リモコンの電源が入るかを確認してください。
その上でランプがつかないのであれば、電気系統の部品に不具合が起きている可能性があります。
特に耐用年数の10年を過ぎている場合は、部品が故障しているために燃焼ランプがつかなくなっているかもしれません。

(4)燃焼ランプの異常と関連するエラーコード

燃焼ランプが点滅したり、つかなくなったりしたら、エラーコードが出ているかどうかリモコンを確認してみてください。
エラーコードはメーカーや給湯器のタイプによって異なりますので、メーカーの公式サイトを参考にするとよいでしょう。
「11」から始まるエラーコードは「点火不良」、「12」で始まるエラーコードは「安全装置が作動して消火」のケースが多いです。

3.家庭でできる対処法と夏前にしておきたいメンテナンス

燃焼ランプの異常点灯時に自分でできる対処法と、本格的な夏を迎える前にできる予防策について解説していきます。

(1)リモコンのリセット操作

エラーコードが表示されてお湯が使えなくなっていても、給湯器をリセットすることで表示が消えて利用できる可能性があります。
まずはリモコンをリセットして、エラー表示が消えるかどうか確認してみてください。

(2)本体電源プラグの抜きさしで改善することも

リモコンのリセットだけでは変化がない場合、給湯器本体の電源プラグを抜いてリセットする方法も試してみましょう。
給湯器の電源プラグを抜いてから30秒ほど待って、電源プラグを再度さし込みます。
雨が降っている場合は漏電の危険性があるので、天気がよくなってから行うようにしてください。

(3)熱がこもらない設置環境づくり

夏の暑さのトラブルを回避するために、日が当たる場所に設置されている給湯器は直射日光が当たらないように庇(ひさし)を付けるのがよいでしょう。
トラブルを繰り返す場合は、直射日光が当たらない場所への給湯器の移動も可能ですが、移設は簡単ではなく費用もかかりますので、よく検討しましょう。

(4)フィルター掃除

点火不良が起こる原因として、給湯器内部に汚れがたまっていることが考えられます。
定期的にメンテナンスを行うと、点火不良のリスクを軽減できます。
特にフィルターの掃除はまめに行うのがよいでしょう。

ガス給湯器の点火不良の原因として、水抜き栓のフィルター詰まりが考えられます。
水抜き栓のフィルターに汚れが詰まっていると、水が十分に供給されず、点火不良を起こすことがあります。

また、循環フィルターは、浴槽の循環口に設置され、追い焚き時に浴槽のお湯を循環させるためのフィルターです。
このフィルターが汚れて詰まると、追い焚き機能が正常に動作しなくなる可能性があります。

(5)通気口チェック

給湯器の通気口(吸気口・排気口)にゴミが詰まっていたり、邪魔な物が置いてあると不完全燃焼が発生しやすくなり、燃焼ランプの異常点灯に繋がります。
こちらも定期的に掃除をしたり、塞いでいる物がないかどうかの確認をしておくと、トラブルを回避できます。

4.交換が必要なケースの判断ポイントと交換費用相場

燃焼ランプに異常が発生し、リセットしても改善されない場合は、給湯器専門業者などに連絡をして修理や交換する必要があります。
すぐに連絡すべきかどうか、交換する際の費用相場はどのくらいなのか解説していきます。

(1)エラーコード表示がある場合は型番とセットで内容を確認

エラーコードが表示されている場合は、型番とセットで内容を確認してみましょう。
各メーカーの公式サイトには、不具合が起きた際の対処法が紹介されていますので、そちらに専門業者への依頼が必要、または交換が必要と記載されているのであれば、すぐに対応が必要です。

(2)ガス会社やメーカー、交換業者に連絡するタイミング

ガスの供給に問題がある場合は、ガス会社にすぐ連絡してください。
給湯器内部の故障の恐れがある場合は、メーカーや専門業者に連絡して修理・交換を依頼します。
本格的な夏を迎えてからお湯が使えなくなると生活がとても大変になりますので、リセットで解決することが頻繁になってきた場合も、業者に連絡をして点検してもらうのがよいでしょう。

(3)10年以上使用している場合は交換を

耐用年数の10年を過ぎている場合は、不具合が起こった箇所を修理しても、経年劣化で他の部品が故障してまた修理が必要になります。
その場合は修理ではなく、給湯器自体を交換した方がお得です。

(4)給湯器の交換費用相場

給湯器を交換する際の目安となる費用相場を紹介いたします。
こちらは本体価格に標準工事費込み、撤去費用込み、消費税込みの価格です。

従来型ガス給湯器(フルオート)
24号155,000円
20号150,000円
16号145,000円
エコジョーズ(フルオート)
24号190,000円
20号180,000円
16号170,000円
エコキュート(フルオート)
460L420,000円から580,000円
370L400,000円から550,000円
ハイブリッド給湯器(フルオート)
給湯・暖房1,060,000円から1,300,000円
給湯840,000円から1,050,000円
今なら補助金を活用して省エネ給湯器に交換できる可能性も!

エコキュートやハイブリッド給湯器などの省エネ給湯器は、光熱費を大きく軽減してくれますが、初期導入費が高額ですので、なかなか購入への踏ん切りがつかないかもしれません。
そのような高額な給湯器も、今なら国や自治体の補助金を利用して、お得に交換することができます。

補助金制度について、こちらの記事で詳しく解説していますのでぜひご覧ください。

▶【2025年最新】省エネ補助金で給湯器をお得に交換!

5.よくある質問

Q1. 燃焼ランプの点滅だけなら使っていても大丈夫?

一時的な気圧の変化や風の影響、リモコン操作ミスなどによる点滅であれば問題ない場合もあります。
ただし、繰り返し点滅する場合やお湯が出にくいなどの現象が併発している場合は、部品の劣化やセンサー異常の可能性があるため、使用を中止して専門業者やメーカーにご相談ください。

Q2. 真夏に給湯器の交換はできる?工事は何日かかる?

真夏でも交換できます。通常は半日~1日程度で完了します。
ただし、猛暑日や、設置場所が直射日光の当たる屋外の場合は、工事に時間がかかることもあります。
早めの予約と事前相談がおすすめです。

Q3. 補助金の併用は可能?どこで申請すればいい?

補助金によって併用可否が異なります。
たとえば、国の事業である「給湯省エネ2025事業」と「東京ゼロエミポイント」などの地方自治体の補助金制度を併用できる場合があります。
申請は多くの場合、登録施工業者が代行してくれるので、補助金に詳しい業者を選ぶと安心です。

Q4. エラーコードが出ています。これは故障でしょうか?

エラーコードには一時的なトラブルを知らせるものと、機器の故障を示す重大なエラーの2種類があります。
説明書やメーカーのサイトでエラーコードの意味を確認し、リセット操作で改善しない場合はすぐに使用を中止し、メーカーまたは専門業者に連絡してください。

Q5. 給湯器の寿命はどれくらい?どんな不具合が出たら交換?

給湯器の平均寿命は10~15年程度とされています。
お湯の温度が安定しない、異音や異臭がする、燃焼ランプの不具合が増えたなどの兆候があれば、故障前の交換を検討することをおすすめします。
補助金を利用すれば費用負担の軽減が可能です。

6.まとめ

猛暑が続く夏場には、急に給湯器の燃焼ランプが点滅したり、消えたりするケースが多くなります。
事前にできるだけメンテナンスをして予防するとともに、お湯が使えなくなった場合に連絡する信頼できる専門業者を調べておくと、迅速に対応ができます。

著者:安田欣爾プロフィール
安田欣爾

給湯器の交換やリフォーム工事を得意とする逗子で70年以上続く工務店の三代目大工。
19歳で大工になり、24歳の時に2級建築士の資格を取得。住まいに関わる仕事を通じて、毎日が安心・安全に暮らせるようお客様のお困りごとをいち早く解決したいという思いで給湯器交換に必要なガスにかかわる様々な資格を取得。
「給湯器交換、リフォーム工事を通じて笑顔で喜んでいただく!」をモットーとし、神奈川、東京、埼玉、千葉の工事を手掛けている。

保有資格
  • 2級建築士
  • 簡易内管施工士
  • ガス消費機器設置工事監督者
  • 応急危険度判定士
  • ガス機器設置スペシャリスト
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