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給湯器から煙が! 確認ポイントとやってはいけないこと

給湯器から煙が出ているのを目撃したら、「どこか故障しているのでは?」と考える方は多いでしょう。
煙といっても種類によって問題ないもの、注意が必要なものに大別されます。
ポイントはどのような煙が出ているかになります。

今回は、給湯器から煙が出る原因とその症状、煙が出たときにチェックするポイントなどをご紹介します。
煙が出たときに慌てないよう、その要因を正しく知っておきましょう。

目次

1. ガス給湯器から煙が! どんな煙が出ている?

ガス給湯器から煙が出ているときは、まずはどのような煙なのか確認しましょう。

(1)白い煙のようなものが出ている

給湯器内で発生した水分が熱で蒸発し水蒸気となって、白い煙が出ることがあります。
水蒸気ですから特に問題はなく、ほとんどは正常運転しています。

(2)黒い煙が出ている

黒い煙は、給湯器内部に蓄積されたホコリなどが詰まり、不完全燃焼を起こしている可能性があります。
スムーズに燃焼できていないため、そのままにしておくと故障の原因になりやすくなります。

(3)煙は直接見ていないが本体の上部に黒いススがついている

煙を直接見てはいなくても、本体の上部に黒いススがついていることがあります。
ススがついているということは、黒い煙が出ていると考えられますので、不完全燃焼を起こしている可能性があります。
煙はいつも出ているということでもないため、煙の種類を目視で確認できなくても、ススがついていれば煙が出ているときがあると判断できます。

(4)煙は直接見ていないが浴室や給湯器周辺が焦げ臭い・ガス臭い

煙そのものを見ていなくても、浴室や給湯器周囲が焦げ臭かったりガス臭かったりした場合は、空焚き状態になっていたり、上手く燃焼できていなかったりすることがあります。
あらかじめ空焚き防止機能がついている給湯器が多いため、それほど多い事例ではありませんが、古い型式の給湯器の場合は空焚きもあり得ます。

2. 症状別の考えられる主な原因と対処法

ここからは、煙の症状別の原因と具体的な対処法をご紹介していきます。

(1)水蒸気、または異物燃焼・内部発火

水蒸気による白い煙の場合は、正常運転で起こる現象ですから、基本的には特別な対処は必要ありません。

しかし、異物燃焼や内部発火の場合は、熱効率が悪くなっていてガス代もかかりやすくなることから、内部清掃やガス漏れの点検をしましょう。
白い煙であっても異臭がするなど、少しでも異常な感じがする場合は点検依頼をした方が安心です。

(2)不完全燃焼

不完全燃焼を起こしている場合は、黒い煙が出るなど目に見えて異常な状態です。
一酸化炭素が発生している状態であれば、中毒になる恐れもあり危険です。速やかに業者へ修理依頼をしましょう。

(3)異物燃焼

何らかの不具合で起きる異物燃焼の場合は、修理を必要とする場合が多いため、業者に点検・修理を依頼します。
放置すると危険ですから早急に手配しましょう。

(4)ガス漏れ・空焚き

ガス漏れが起きると、運転中にガス臭くなります。
ガスは充満するとちょっとしたことで引火につながることもあるため、大変危険です。
ガス臭を感じたらすぐにガスの元栓を閉めて窓を開けて換気をよくするなど、ガスが部屋の中に充満しないように気を付けましょう。

また、空焚きをすると焦げ臭いにおいがします。
普段と違うにおいがして異常を感じた場合は、速やかに業者に修理・点検を依頼しましょう。
空焚きは熱交換器が焼き付いてしまうと修理・交換しなければならなくなりますので注意してください。

3. 煙が出たときにチェックするポイントとやってはいけないこと

もし煙が出ていたときには、どのような部分をチェックすればよいのでしょうか。
気を付けるべきポイントと注意点をご紹介します。

(1)煙の色

一般的には煙の色が白いか黒いかで、原因が大きく異なります。
水蒸気が要因の白い煙の場合は、正常運転でも出る現象であるため特に対処は必要ありません。

しかし、黒い煙の場合は不完全燃焼など何らかの不具合であることがほとんどです。
黒い煙が出るときは修理・点検が必要です。すぐに運転を停止してメーカーや給湯器専門の業者に見てもらいましょう。

注意点として、黒い煙が出たからといって慌てて水をかけたり、消火器を使ったりしないことです。
給湯器内部に水などが入り、かえって不完全燃焼を引き起こす可能性があります。
さらに状態を悪くする恐れがありますので、まずは運転を停止し、業者に点検してもらいましょう。

(2)焦げ臭いにおい

浴室が焦げ臭いなど、普段と違うにおいを感じたら、給湯器に不具合があり空焚き状態となっているケースが考えられます。
空焚きを続けると熱交換器が焼き付いてしまうことがありますので、すぐに運転を停止し、再び通常の状態で運転できることを確認してください。
熱交換器が焼き付いたときは修理や交換が必要です。すぐにメーカーや専門業者に依頼しましょう。

上述でも触れましたが、最近の給湯器は空焚き防止の機能が付いていることが多くなっています。
古い給湯器には空焚き防止機能が付いていないことがありますので、長く使っている給湯器は注意が必要です。

(4)ガス漏れの有無

ガスのにおいがする場合は、ガス漏れが疑われます。
ガスが充満すると引火する恐れもありますので、すぐに運転を停止し、可能であればガスの元栓も閉めてください。
運転停止後にガス漏れが落ち着いたとしても、再び運転したときにガス漏れが発生する恐れもありますので、業者に点検を依頼しガス漏れの原因を特定してもらいましょう。

ガス漏れは、給湯器が要因なのかガス配管が要因なのか、機器を点検してみないとわからないことがあります。
いずれにしても、ガスが漏れやすい状態であることは間違いありませんから、安易に使用を再開せずに必ず点検してもらいましょう。

においに異変を感じたら、火気や火花の出るものは決して近づけないようにしてください。
ガスが充満した状態だと引火する可能性があります。電気機器の使用も控えたほうがよいでしょう。

(4)自分で修理をしてはいけない

給湯器を自分で修理することは大変危険です。
そもそも給湯器の修理は、専門資格を持った技術者が行うことになっています。自分で対処するのはやめましょう。

4. まとめ

今回は、給湯器から煙が出ているときに慌てないように、煙の種類やその原因、対処の仕方、やってはいけない注意点などについてご紹介しました。

煙の種類により対処法が異なりますから、どのような状態なのかしっかりと確認し、適切な対処ができるようにしておきましょう。
黒い煙が出ている場合や異臭がしている場合は、給湯器の運転を停止し、専門業者へ相談してください。

著者:安田欣爾プロフィール
安田欣爾

給湯器の交換やリフォーム工事を得意とする逗子で70年以上続く工務店の三代目大工。
19歳で大工になり、24歳の時に2級建築士の資格を取得。住まいに関わる仕事を通じて、毎日が安心・安全に暮らせるようお客様のお困りごとをいち早く解決したいという思いで給湯器交換に必要なガスにかかわる様々な資格を取得。
「給湯器交換、リフォーム工事を通じて笑顔で喜んでいただく!」をモットーとし、神奈川、東京、埼玉、千葉の工事を手掛けている。

保有資格
  • 2級建築士
  • 簡易内管施工士
  • ガス消費機器設置工事監督者
  • 応急危険度判定士
  • ガス機器設置スペシャリスト
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