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今すぐお湯が出るようにしたい! ガス給湯器を最短で交換するコツをご紹介
ガス給湯器が故障してお湯が出なくなると、生活が大変不便になってしまいます。
冬の時期であれば温かいお風呂に入るためにも一刻も早くガス給湯器を交換し、今すぐお湯が出るようにする必要があるでしょう。
しかしガス給湯器を交換するには、ガス工事に必要な国家資格を持つ専門業者に依頼して設置工事をしてもらわなければなりませんから時間がかかります。
今回の記事を読むと、ガス給湯器の交換に必要な時間や、どのような点に注意すると最短で交換可能なのかといったコツがわかります。
目次
1.ガス給湯器の交換はどのくらい時間がかかるの?
ガス給湯器交換にかかる時間の目安は、2時間から6時間です。
時間に幅があるのは、どのタイプの給湯器を設置しているのかによって工事の内容が異なるからです。
給湯器が故障して新しい給湯器に交換する場合、どのくらいの時間で交換・設置できるのかについて解説していきます。
(1)従来型の給湯器
最もシンプルな給湯専用(追い焚き機能なし)のタイプだと、2時間から3時間で交換できます。
追い焚き機能のあるオートタイプやフルオートタイプは配管の数も増えますので、3時間から4時間ほどが目安になります。
(2)エコジョーズなどの省エネ型ガス給湯器
ガス給湯器には従来型の他に、省エネ効果に優れたエコジョーズがあります。
こちらは排水処理用の配管工事が加わるのでさらに時間がかかり、交換工事は4時間から5時間ほどになります。
(3)交換に時間がかかるケース
暖房配管工事も必要となると、交換工事に6時間ほどかかるケースがあります。
床暖房や浴室暖房乾燥機なども利用できる給湯暖房熱源機を交換する場合です。
機能性が向上するとそれだけ交換工事にも時間がかかりますので、特に床暖房といった機能も備えたガス給湯器を交換する際は、時間がかなりかかる点に注意してください。
(4)その他リモコン交換など
ガス給湯器本体ではなく、リモコンだけを交換するのであれば1時間程度で完了します。
交換工事に15分ほど、試運転に30分(床暖房の試運転も含むと1時間)が目安です。
2.今すぐお湯を出したい場合に最短で依頼するコツ
今すぐお湯を出してほしくても、依頼先や依頼内容によってはお湯が出るようになるまで数日かかる場合があります。
ここからは、なるべく最短の時間でガス給湯器を交換するコツについて解説していきます。
(1)今使っているのと同じ給湯器に交換する(工事時間の短縮)
従来型のガス給湯器から省エネ効果の高いエコジョーズに変えたいとなると、ドレン管の設置など新しい配管工事が必要となり、工事時間が長くなります。
少しでも工事時間を短縮させたいのであれば、今使っているガス給湯器と同じタイプの製品を選ぶのがよいでしょう。
(2)在庫の給湯器から選ぶ(取り寄せ期間の短縮)
交換を依頼した業者の在庫の状況によっても、お湯が出せるようになるまでの期間が変わってきます。
在庫がない場合は入荷待ちとなりますので、早く交換したい場合は在庫があるガス給湯器を選び、取り寄せ期間を短縮させるようにしましょう。
そのためにも在庫が豊富な業者を選ぶことが大切になります。
(3)交換担当者と営業・受付担当者が同じ業者に依頼する(日程調整時間の短縮)
工事日の日程調整が長引くケースがありますが、営業・受付の担当者と交換時の担当者が同じになる業者に依頼すると、日程調整の時間を短縮できます。
大きな会社やフランチャイズ店などは電話受付を外部に委託している場合が多く、交換担当者との日程調整に時間がかかってしまう場合がありますので注意が必要です。
(4)在庫がない場合、レンタル給湯器を用意してくれる業者を選ぶ
在庫がないからといってガス給湯器の交換をしないわけにはいきません。
希望する給湯器の入荷を待つか、工事に時間はかかるものの多機能タイプに変えるかという選択肢がありますが、他にもレンタルサービスを利用する方法もあります。
ただし、すべての業者でレンタルサービスをしているわけではないので、事前に確認してください。
(5)機能がシンプルな給湯器に交換する
多機能なガス給湯器ほど設置工事に時間がかかったり、人気製品のため品薄だったりします。
お湯が出ない状態をすぐに解消したいのであれば、機能がシンプルなガス給湯器に交換するという方法もあります。
(6)施工実績の多い業者に依頼する
施工実績は、業者のホームページで確認できます。
即日交換をしている業者は、他の業者よりも早く交換することが可能です。
実績が豊富な業者はメーカーとのやり取りも迅速なため、入荷もスムーズです。
(7)家の近くにある業者に依頼する
業者の施工範囲を確認することも大切です。
自宅から近い業者だと、状況によっては他の場所の工事の合間に交換工事をしてくれるケースがあります。
これもできるだけ早くガス給湯器を交換するためのコツです。
(8)営業日・営業時間をはっきり明記している業者に依頼する
ガス給湯器交換など、ガス工事を行う際には立ち合いが必要です。
仕事などで不在にする時間が多いご家庭では、工事の日程調整が難しくなるため、休業日のない業者が理想的です。
特に、年末年始やお盆などは休業日となっている業者が多いので注意が必要です。
私どもガス給湯器交換サービスは365日営業しておりますので、お湯が出なくてお困りの際はご連絡ください。
3.本当に故障? 急いで業者に依頼する前にチェックしたいポイント
突然お湯が出なくなっても、故障ではなく一時的な誤作動や不具合の場合があります。
急いで業者に連絡する前に、リモコンやガス給湯器本体の電源リセットを試してみましょう。
(1)リモコンの電源リセット
リモコンの電源リセットの手順はシンプルです。
まずはガス給湯器の運転をすべて停止します。その後でリモコンの電源を切るだけです。
再度電源を入れると、リモコンからエラーコードが消え、すぐにお湯が出る場合がありますのでお試しください。
(2)給湯器本体のリセット
リモコンのリセットで解決しない場合は、ガス給湯器本体の電源プラグを抜いてリセットする方法もあります。
給湯器本体の電源プラグを抜き、1分ほど待ってからプラグを入れてください。
ガスのニオイが気になる場合や、雨が降っていて手が濡れている場合は、引火したり感電したりする危険性があるので、作業する際はくれぐれも注意してください。
リセットと併せて給湯器本体周辺のチェックをしましょう
ガス給湯器が誤作動する要因として、吸排気口のまわりにゴミが詰まっている場合や、浴槽のフィルターに汚れが詰まっていることでセンサーが誤認している可能性があります。
リセットと併せて、掃除もしてみてください。
また、配管に凍結箇所がある場合もお湯が出なくなりますので、冬の時期であれば凍結を解くことで解決する場合があります。
(3)それでも直らない場合はプロに依頼しましょう
リセットや清掃などでもお湯が出ない状態が続くようだと、自分で修理することは無理なので、専門業者に依頼することになります。
お風呂以外ではお湯が出るようだと水栓の交換が必要になりますので、水道関係であれば水道業者へ連絡します。
リモコンにガスについてのエラーコードが表示されているようなガス関係の場合は、ガス業者に連絡してください。
その他、ガス給湯器の不具合については、給湯器専門業者に連絡するとよいでしょう。
4.まとめ
ガス給湯器の不具合でお湯が出ず、今すぐお湯を使いたいときは、まずはリモコンや本体のリセットと清掃をおこないましょう。
本体の交換が必要であれば、なるべく迅速に対応してくれる実績のある業者に連絡して、ガス給湯器の交換を依頼することをおすすめします。